LUCCA LOOCA
香川県小豆島にオリーブが初めてきたのは1908年(明治41年)。
当時、三重・鹿児島・香川の三県でオリーブを栽培し、唯一実を付けたのが小豆島でした。穏やかな地中海性気候に恵まれた小豆島の風土は、オリーブ栽培に適していたのでしょう。その後一般の農家でも栽培されるようになり、平成20年には植栽100周年を迎えました。そして昭和29年に県花、昭和42年には県木に指定され、香川県のシンボルツリーとなりました。
香川県産材であるオリーブの木。これまで使い道の無かったオリーブ間伐廃材を使い、香川の若手家具職人たちは商品化にとりかかりました。
細く曲がった枝は、加工も非常に難しく、製材するとさらに小さくなってしまうため、大きな家具を作るのは不向きです。そこで、オリーブの木目や細く曲がった枝、表皮の表情や木目の美しさなど、温かみのある自然の木目や形をそのままに、小さな素材からつくりだせそうな、個性的なオリーブ雑貨を、ひとつひとつ手作業で仕上げました。
手づくりのオリーブの木の雑貨 “LUCCA LOOCA” の誕生です。